商品開発のタネその②身近な人のお困りごと

和気産業は商品開発も行っています。担当するのは、主に企画部。「世の中に必要とされていることは何か?」「必要とされているものは何か?」など、日々考えています。

これまで多くの商品を開発してきましたが、商品が誕生するきっかけには、いくつかの傾向があることがわかってきました。それを、和気産業の「商品開発のタネ」という形で紹介していきたいと思います。

今回はタネその2、「身近な人のお困りごと」です。

『切れまチェーン』は、店員さんの相談から始まった

『切れまチェーン』を開発したのは、安田さん。あるホームセンターの店員さんから、「門扉の施錠に使っていたチェーンが切られてしまった。切れないチェーンはないの?」と相談を受けたことから始まります。当時のホームセンターで販売されていたチェーンは、切り売りが一般的。市販のボルトクリッパーで切断できるため、防犯目的で使うには不向きなものが多かったといいます。そこで切断に強く、細くて使い勝手のいいチェーンを開発しました。

安田さんは、多くの人気商品を生み出してきた人。安田さんの考える「商品開発」について、いいものマガジンでも紹介しています。

営業にもつながる!商品開発で大切な考え方とは?

まとめ

何か「お困りごと」があるということは、それまで「その困りごとを解決する方法がなかった」ということ。だから、開発時に苦労することは、とても多いです。

しかし、身近な人のお困りごとを解決するというのは、完成後に直接喜びの声を聞くことができる、やりがいを感じられる開発のひとつでもあります。

みなさんも、何かお困りごとがあったら、ぜひ私たちにご相談ください。すべてを解決できるわけではありませんが、解決策が見つかるよう、努力します!

※2022年10月27日時点の記事です。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。