結城一の知性派が、長年思索を深めた文学世界とは?

こんにちは。沖田です。 
私が紹介するのは、同じく結城物流センターの秋山さんです。

 私が入社した当初、秋山さんとは同じ倉庫で働いていました。しかし、数年前から秋山さんが別倉庫の担当になったため、お話をする機会が少なくなり、この機会に改めて色々なことを知りたいと思って、今回インタビューをお願いしました。 

知識を蓄え、視野を広げられる読書が楽しい

秋山さんが過去夢中になっていたのは、読書や文学本を集めることです。特に、明治期から戦後までのジャンルを好んで読んでいたそうです。

幼い頃から文学が好きだったそうで、本を読むことで知識を蓄え、視野を広げられる点に楽しみを見出していたとのこと。 

最近は読書から離れていたそうなので、その理由を聞いてみました。

「本を読まなくなったのは、もちろん忙しさもあるのですが、自分の中では、戦前、戦中の日本文学を一通り読み通した感もあり、一区切りがついた感じもしたので、読書から離れていった感じでしょうか。

戦前の文学を読みなれると、現代の小説は妙に読みやすかったりもして、物足りなさを感じてしまいます。一度試しに、現代小説の単行本を買って読んだときに、冒頭から20ページ程読んだところで挫折して、それ以上読み進められなかったことがありました。この時に、この世には、読めない本があるのだということを知って、結構ショックでしたね。

その時のことがトラウマになって、なんとなく読書から離れていったのかもしれません。」 

現在は小説は読まなくなり、実用書が主になっていると語る秋山さん。

いつか興味を持てそうな、面白そうな小説に巡り会ってみたいという気持ちはあるとのことです。積極的に探しているわけではないそうですが、巡り会えるといいですね。 

今回のインタビューを通して、私も最近読書をしていないことに気がついたので、静かに読書をして文学に触れていきたいと思いました。 

次回はどなたが出てくるのでしょうか。お楽しみに。