DIYでカラーバリアフリー化できる塗料&ステッカー 日本初の新商品がSOFT99から登場!

バリアフリーとは“障壁を取り除き、誰もが暮らしやすい環境を作る”ことを指します。たとえば段差をなくしたり手すりを付けたりというのも、バリアフリーの一環ですね。

では今回ご紹介する“カラーバリアフリー”とはどういうことでしょう。年齢を重ねると視野が狭くなるだけでなく、色の判別が難しくなることがあります。また男性の5%、女性の0.2%は色弱の傾向にあり、見えにくい色や見分けにくい色があるそうです。

「そんな方も快適に過ごせるような商品を作れないか」ということで、今回SOFT99さんが商品を開発されました。きっかけは何だったのでしょうか?編集長の鈴木が、商品開発部の小野田さんにお話しを伺いました。

 

<カーケア用品のSOFT99が商品開発に挑んだきっかけとは>

鈴木:SOFT99さんが、この商品を作ろうと思ったきっかけは何だったのですか?

小野田:バリアフリーの展示会に行ったんです。福祉車両がオレンジだったり、介護ベッドにオレンジや黄色が使われたりすることを知りました。オレンジは高齢者の方が判別しやすく、黄色は色弱の方が判別しやすいなど、その色には意味がありました。

車両の塗装などを手掛け、さまざまな色に携わってきた弊社なら何かお手伝いできることがあるのでは?と思ったのです。そこで色について詳しく調べることにしました。

 

<世界に広がりつつあるカラーユニバーサルデザインとの出会い>

鈴木:なるほど、色のもつ意味についてさらに掘り下げられたのですね。

小野田:はい。色弱にも「赤の光を感じにくい」「緑の光を感じにくい」「青の光を感じにくい」など、さまざまなパターンがあることが分かりました。また、「高齢者は青色と黄色が見えにくい」など、判別が難しい色や明度は人によってさまざまなことが理解できるようになってきました。そんな中“カラーユニバーサルデザイン”という考えが、世界中に広まっていることを知ったのです!

 

<カラーユニバーサルデザインとは?>

鈴木:カラーユニバーサルデザインという言葉は初めて聞きました。

小野田:ユニバーサルデザインは「誰もが使いやすいデザイン」のことをいいますよね。カラーユニバーサルデザインは、さらに色に特化した考え方です。一般的に注意喚起を促すことの多い赤色を実は見分けにくいという方がいるなど、色の感じ方は人それぞれ違います。そこで、誰に対しても正しく情報が伝わるように、色の使い方や文字の形などに配慮することを“カラーユニバーサルデザイン(CUD)”といいます。自治体や公共施設でも、ユニバーサルデザインという考え方は広まっています。

※カラーユニバーサルデザイン機構 ガイドブック参照

http://www.cudo.jp/

 

ピンとこない!という方は、以下の写真をご覧ください。一般的に見えている色彩が、このように見えている方もいるのです。

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※これを実際に体験できるアプリ「色のシミュレーター」もあります。この後ご紹介する「導入例」の写真を、このアプリでご覧いただくとカラーバリアフリーの重要性がご理解いただけると思います!

アプリはコチラから↓

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<実は世の中にも広がっている?カラーユニバーサルデザイン導入例>

  • 駅の階段の段差

階段の両端にある「赤」と「黄」のライン。赤は高齢者が認識しやすく、黄は色弱の方に認識しやすい色で、段差を分かりやすくしています。

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  • テレビのリモコンのデータ放送用ボタン

データ放送を見るときに使う「青」「赤」「緑」「黄」のボタン。実はカラーユニバーサルデザインとして統一されている色なのです。

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  • 電車の路線図

路線の色分けを、電車のシンボル色をもとに見分けやすい色に調整されています。黒の縁取りも見分けやすい工夫のひとつです。

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  • カレンダー

土曜日、日祝日に使用されることの多かった「青」と「赤」は判別しにくい色なので、「オレンジ」などを採用。

 

 

<カラーバリアフリーを進めて、みんなが暮らしやすい世界に>

カラーバリアフリーも広がりをみせているとはいえ、バリアフリーに比べれば、認知度が低いのが現状です。ソフト99さんは、今回発売する新商品をきっかけに“カラーユニバーサルデザイン”や“カラーバリアフリー”がさらに広まってほしいと願っているそうです。DIYの世界から広がる“カラーバリアフリー”を、みなさんも一緒に広めていきませんか。

 

 

 

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  • コラム:自分が色弱か分からない?色覚検査廃止による弊害も

 

色弱は障害ではなく個性のひとつです。しかし以前は色弱が不当に扱われるケースもあったそうです。そのため2003年から、小学校で行われていた健康診断時の“色覚検査”の義務が撤廃されていました。1993年以降に生まれた世代(21歳以下)は自分が色弱であるかどうかを知らないまま、成長しているケースがあります。

ところが色覚による採用基準がある就職先(警察官・自衛官・消防官など)があったり、色識別が必要な職業(印刷業・美容師・看護師など)があったりするので、いざ就職する際に困っている人がいるのも大きな問題になっています。

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